
【記事監修】社会保険労務士 嶋崎豊人
従業員が増えるにつれて、社会保険の手続きや給与計算・労務対応などに時間を取られ、「もっと本業に集中したい」と感じる経営者もいるのではないでしょうか。
そのようなときに頼れるのが社労士です。
しかし、「社労士はどこで探せばいい?」「何を相談できる?」「費用はどのくらい?」と考える方も少なくありません。
そこで本記事では、社労士の探し方や失敗しないポイント、相談できること・依頼費用の目安をわかりやすく解説します。
社労士探しで困っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
社労士の探し方4選

社労士に相談したいと考えていても、いざ探すとなるとどのように探せば良いのか迷うものです。
ここでは社労士を探す方法を4つ紹介するので、自社に合いそうな探し方を見つけてみてください。
1.マネーフォワードクラウドに登録している社労士を選ぶ
バックオフィス業務を効率化するクラウドサービス『マネーフォワードクラウド』が、マネーフォワード公認の社労士を探せるサービスを提供しているのをご存知でしょうか。
マネーフォワードクラウドの『税理士・社労士検索』では、地域や得意業種などを指定して、希望する条件に合った社労士を検索できます。
絞り込める項目
- 公認メンバーのランク(ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナ)
- 地域
- 得意分野(労務相談・給与計算・就業規則・助成金など)
- 得意業種
- 特徴(初回相談無料・オンライン対応・夜間対応など) など
複数の条件を指定して検索できるため、多くの社労士のなかから自社に合いそうな社労士を効率よく探せるのがマネーフォワードクラウドの特徴です。
また、気になる社労士を「お問い合わせリスト」に追加しておくと、後からまとめて問い合わせができます。
あいわOfficeもマネーフォワードクラウド公認の社労士事務所で、山口県・福岡県を中心に全国対応しています。
自社の条件に合う社労士か気になる方は、この機会にぜひチェックしてみてください。
2.全国社会保険労務士会連合会で探す
社労士は、『全国社会保険労務士会連合会』のホームページでも探せます。
『全国社会保険労務士会連合会』とは、全国の社会保険労務士を統括する法定団体のこと。
厚生労働大臣の認可を受けて設立されており、全国47都道府県の社会保険労務士会をまとめています。
全国社会保険労務士会連合会のホームページにある「社労士に相談する」ボタンを押すと、各都道府県ごとの社労士会ページに移動します。
エリアごとに設置されている“会員リスト”から、登録会員である社労士を探してみてください。
各都道府県の社会保険労務士会では、所属する社労士の情報を掲載しており、地域で活動する社労士を探せます。
気になる社労士が見つかったら、それぞれのホームページも確認し、得意分野やサービス内容・対応エリアなどを比較してみましょう。
3.「地域名+社労士」で検索して探す
GoogleやYahoo!といった検索サイトを利用するのも、社労士を探す方法のひとつです。
「お住まいの地域名+社労士」で検索をすると、マップや社労士のホームページが検索結果に表示されます。
GoogleやYahoo!マップには、利用者のリアルな意見を参考にできる口コミが投稿されていることも多いため、参考にするのも良いでしょう。
ホームページはその事務所の特徴や強みを掲載しているケースが多く、自分の相談したいことと照らし合わせができます。
ただし、検索結果に表示される社労士事務所の数は多いため、自分で1社ずつ情報を拾い集めて比較をする場合は時間がかかる可能性があります。
「給与計算をお願いしたい」など相談内容が決まっている場合は、「地域名+社労士+給与計算」のようにサービス内容をプラスして検索をしてみるのもおすすめです。
4.知人に紹介してもらう
リアルな意見を参考にして決めたいときには、すでに社労士と契約している人、社労士と一緒に仕事をしたことがある人(弁護士・税理士といった士業など)から紹介してもらうと良いでしょう。
紹介は、検索サービスやホームページだけではわからない「実際の対応」がわかります。
- 説明がわかりやすい
- レスポンスが早い
- 親身に相談に乗ってくれる
- 法改正の情報をこまめに教えてくれる など
実績や人柄をある程度確認したうえで紹介を受けるため、ゼロから探すより失敗する可能性を減らせる点が大きなメリットです。
ただし、「紹介元の人には合っていたけれど、自社には合わなかった」「紹介だから断りづらい」という可能性がゼロではない点を念頭においておきましょう。
社労士探しで失敗しないポイント3つ

社労士への相談を考えている方は、以下3つのポイントを押さえたうえで相談するのがおすすめです。
ひとつずつ解説します。
相談したい内容を整理する
社労士を探す前に、まずは「何を相談したいのか」を整理しておきましょう。
社労士は幅広い業務に対応していますが、得意分野や実績はそれぞれ異なります。
- 社会保険の手続きを中心に対応している
- 助成金の申請サポートに力を入れている
- 障害年金の相談実績が豊富である
- 福祉・介護業界の処遇改善加算の申請サポートができる など
相談したい内容をハッキリとさせてから探し始めると、多くの時間や労力をかけずに自社に合った社労士を見つけやすくなります。
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比較に時間を取られない方法で探す
社労士探しに時間をかけすぎると本業がおろそかになる可能性があるため、できるだけ効率よく比較できる方法を選びましょう。
社労士を探す方法としては、全国社会保険労務士会連合会の会員リストや「地域名+社労士」で検索する方法があります。
しかし、1社ずつホームページを確認して比較する場合は手間がかかる点がデメリットです。
効率よく探したい場合は、マネーフォワードクラウドの社労士検索のように、条件で絞り込みながら複数の社労士を比較し、まとめて問い合わせができるサービスを利用するのもおすすめです。
短時間で自社に合った候補を見つけやすくなるため、本業への影響を抑えながら社労士探しを進められます。
数社比較をする
自社の条件に合った社労士が見つかったら、すぐに契約するのではなく、2〜3社を比較してみましょう。

初回相談料や顧問料・契約条件・サポートできる内容などは各事務所によって違うので、比較は大切です。
最初に見つけた1社だけで契約を進めると、あとから「契約後のサポートが十分ではなかった」「自社に必要なサービスが含まれていなかった」「同じようなサービスでも、より自社に合う事務所があった」と感じることも。
費用だけでなく、対応の丁寧さや得意分野・契約後のサポート体制なども含めて比較することで、自社に合った社労士が見つかりやすくなります。
社労士に相談できること

自社に合った社労士を選ぶためには、「何を相談・依頼したいのか」を明確にしておくことが大切です。
とはいえ、「そもそも社労士には何を相談できるのだろう?」と考える方もいるのではないでしょうか。
社労士には、主に以下のような業務を相談・依頼できます。
- 労働保険・社会保険の各種手続き
- 給与計算
- 労務相談
- 就業規則の作成・見直し
- 助成金の申請サポート
- 年金に関する相談
- 人事評価制度の構築 など
このように、社労士は社会保険の手続きだけでなく、従業員の雇用や労務管理など、会社の「人」に関する幅広い相談に対応しています。
ただし、すべての社労士事務所が上記の業務に対応しているとは限りません。
対応している業務や得意分野・サポート内容は各事務所によって異なるため、相談や契約の際には、自社が依頼したい業務に対応しているか確認しておきましょう。
社労士の依頼費用の目安

サービス内容や費用は、社労士事務所によってさまざまです。
ここでは当事務所『あいわOffice』の依頼費用を紹介しますので、費用目安の参考にしてみてください。
当事務所では、労務相談を中心に、社会保険の手続きや給与計算をお任せしたい会社向けに3つの顧問契約プランをご用意しています。
| プラン名(対応サービス) | 費用(税抜) |
|---|---|
| プランA(労務相談+社会保険の手続き+給与計算) | 40,000円〜/月 |
| プランB(労務相談+社会保険の手続き) | 30,000円〜/月 |
| プランC(労務相談) | 15,000円〜/月 |
※上記は、従業員数1〜10名の場合の費用目安です。給与計算のクラウドシステム導入、運用サポートには別途必要となります。
社会保険の手続きや給与計算だけでなく、就業規則の作成や見直しも可能です。
| サービス内容 | スポット依頼の方 | 顧問契約の方 |
|---|---|---|
| 就業規則の作成(簡易版) | 100,000円〜 | 100,000円〜 |
| 就業規則の作成一式(6規程) | 350,000円 | 280,000円 |
このほかにも、企業型確定拠出年金(企業型DC)の導入サポートや、必要であれば助成金の申請サポートも行っております。
詳しい内容や費用の目安を知りたい方は、お問い合わせの際にお尋ねください。
料金ページもあわせてチェック▼
【まとめ】自社に合った社労士を見つけて相談してみましょう

社労士は、社会保険の手続きや給与計算だけでなく、労務相談や就業規則の作成・助成金の申請サポートなど、会社の「人」に関するさまざまな相談に対応しています。
ただし、得意分野や対応している業務・費用・サポート体制などは社労士事務所によって異なります。
まずは「何を相談したいのか」を整理したうえで、自社の条件に合う社労士を数社比較してみましょう。
できるだけ時間をかけずに探したい場合は、地域や得意分野などの条件から社労士を絞り込める「マネーフォワードクラウド 社労士検索」を活用するのもひとつの方法です。
あいわOfficeも、マネーフォワードクラウド公認の社労士事務所として登録しています。
「どんなことが相談できる?」「自社の場合は費用はいくら?」など、気になることがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

【この記事の監修者】
社会保険労務士法人
あいわOffice代表
嶋崎 豊人
同志社大学卒業後、2015年に行政書士事務所と社会保険労務士事務所を開設。
2020年には、山口県下関市の現事務所にオフィスを移転し、2021年に法人化。2024年には、福岡市博多区に福岡オフィスを開設。
人生100年時代と言われるなかで、中小企業で働くすべての人が「この会社で働いて良かった」と思える組織づくりを目指して、日々奮闘中。
